みなさんファンキージャグラーの連チャン確率についてご存じでしょうか。
たまに連チャン確率や連チャン回数などで台選びの基準を設けている人をネット上などでお見受けしますが、その考え方はほんとうに正しいのでしょうか?
今回は、そんなファンキージャグラーの連チャン確率や連チャン回数についてご紹介していきます。
ファンキージャグラー|連チャン確率・連チャン回数について
連チャン確率を算出するには大当たり確率が必要になりますので、まずスペックを確認していきましょう。
- ボーナス確率
設定 | BIG確率 | REG確率 | 合算 |
1 | 1/275.4 | 1/452.0 | 1/171.1 |
2 | 1/271.9 | 1/407.1 | 1/163.0 |
3 | 1/267.5 | 1/372.4 | 1/155.7 |
4 | 1/260.1 | 1/336.1 | 1/146.6 |
5 | 1/253.0 | 1/302.0 | 1/137.7 |
6 | 1/232.4 | 1/275.4 | 1/126.0 |
設定1~6で合算が1/172.5~1/120.5になっています。
連チャン(ジャグ連)確率
先ほど確認したスペックを元に計算した各設定ごとの連チャン確率が下記になります。
設定 | 100ゲーム以内の連チャン確率 |
1 | 44.4% |
2 | 46.0% |
3 | 47.5% |
4 | 49.6% |
5 | 51.8% |
6 | 54.9% |
こうして見てみるとそこまで大きな差はない印象です。
設定1でも44.4%の確率で100ゲーム以内に連チャンするということで、結構高い確率ではないでしょうか。
また、設定6でも100ゲーム以内の連チャン確率は54.9%となっており、約1/2で100ゲーム以内に連チャンするということになります。
連チャン回数別ジャグ連確率
次に連チャン回数別ジャグ連確率について考えていきましょう。
連荘回数 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
1連 | 44.4% | 46.0% | 47.5% | 49.6% | 51.8% | 54.9% |
2連 | 19.7% | 21.2% | 22.6% | 24.6% | 26.8% | 30.1% |
3連 | 8.7% | 9.7% | 10.7% | 12.2% | 13.9% | 16.5% |
4連 | 3.9% | 4.5% | 5.1% | 6.1% | 7.2% | 9.1% |
5連 | 1.7% | 2.1% | 2.4% | 3.0% | 3.7% | 5.0% |
6連 | 0.8% | 1.0% | 1.1% | 1.5% | 1.9% | 2.7% |
7連 | 0.3% | 0.4% | 0.5% | 0.7% | 1.0% | 1.5% |
8連 | 0.2% | 0.2% | 0.3% | 0.4% | 0.5% | 0.8% |
9連 | 0.1% | 0.1% | 0.1% | 0.2% | 0.3% | 0.5% |
10連 | 0.03% | 0.04% | 0.06% | 0.09% | 0.1% | 0.2% |
※連チャン回数とは初当たりを含めない100ゲーム以内に連続した回数を示します。
1連目は44.4%~54.9%ということでさほど大きな差とは認識できませんでしたが、2連目以降になるに連れてその差は顕著になっていきます。
5連目に注目してみましょう。
3連目程度ではまだまだ差が少なかったものの、5連目になると設定1と設定6では約2.9倍以上もの差が出てきます。
しかし、ファンキージャグラーはマイジャグラーと比べると設定1の合算がよく設定6の合算が低いため、差というところで考えると少し分かりにくくなっています。
マイジャグラーのジャグ連確率は、「マイジャグラー4|連チャン(ジャグ連)確率・連チャン回数について」こちらをご覧ください。
連チャン確率・連チャン回数による台選びの考察
では、この2つの事柄から台選びをすることができるのかどうか。
答えは可能でもあり不可能でもある。
たしかに連チャン確率や連チャン回数別ジャグ連確率を見てみると設定毎に段階的な差があるのはたしかです。
しかし、それを指標にすると間違った考え方を身につけることになります。
例えば、下記の表のような3台のファンキージャグラーがあったとします。
あなたはどれが高設定だと思いますか?
サンプル1 | サンプル2 | サンプル3 |
159G BIG | 107G BIG | 369G REG |
60G BIG | 126G REG | 99G REG |
31G REG | 111G BIG | 99G BIG |
256G REG | 173G REG | 99G BIG |
135G REG | 121G REG | 99G BIG |
44G BIG | 114G BIG | 99G REG |
193G BIG | 134G BIG | 99G REG |
7G BIG | 117G REG | 99G BIG |
211G REG | 112G REG | 99G BIG |
164G REG | 145G BIG | 99G REG |
サンプル1を選ばれたあなた!…正解です!
サンプル2を選ばれたあなた!も…正解です!
サンプル3を選ばれたあなた!も…正解です!
サンプル1.2.3共に総回転数1260回・BIG5回・REG5回・合算1/126のファンキージャグラーの設定6の近似値になります。
連チャン確率・連チャン回数別ジャグ連率からすると「サンプル3」が一番高設定に見えそうですが、実際はそうではありませんよね?
連チャン確率が高いからいい!連チャン回数が多いからいい!という単純な話ではないということです。
極端な話をしてしまえば、朝一7960ゲームハマったジャグラーが1G連を40回繰り返しました。
連チャン確率100%!ジャグ連回数40連!ですが、このジャグラーは高設定ですか?ということですね。
100ゲームで当たれば連チャン扱いですが、101ゲームで当たれば連チャン扱いにならないわけです。
1ゲーム違ったからと言って設定への影響なんてほぼないに等しいのです。
なのに連チャン確率で台を探したり、平均連荘数から台を探そうと半分誤情報を書いているサイトもありますが、これであなたはもうこういった誤情報には騙されませんね?
正確な設定判別をするには、子役確率、REG確率、ボーナスの当選契機(チェリー重複、単独)などをカウントするだけでいいです。
今回ご紹介した連チャン確率・連チャン回数別ジャグ連確率などを設定判別の材料にすることは一切必要ありません。
まとめ:ファンキージャグラー|連チャン確率・連チャン回数について
ご理解いただけましたでしょうか?
中途半端な当たりよりハマってもその分連チャンしてくれるなら意外とそっちの方が嬉しいものですよね。
たしかに高設定の方が連チャンしやすいのはたしかですが、その考え方や使い方を間違えないようにしたいところです。